ハードディスクも速くなっているが進歩は遅いようだ
「最近はハードディスクも速いんだねぇ」などという記事を書いてから6年経った。だから、という訳では全くないのだが、今日、仕事の帰りに秋葉原に行ってハードディスクを買ってきた。
Seagate のバラクーダ 8TB。「プラッター2TBになって超高速」などと宣伝しているやつだ。
で、さっそく CrystalDiskMark を動かしてみた。
確かに速いが、当然ながら現代の最新SSDと比べるとシーケンシャルアクセスでも20分の1くらいの性能しか出ていない。また、6年前の東芝3TBハードディスクと比べると10%増しくらいになっているが、それだけだ。その間にSSDのアクセス性能は5倍くらいになっている。
ということで、3.5インチハードディスクも速くなってはいるが、その性能向上の速度はSSDにかなわない。とは言え、ハードディスクが絶滅して完全にSSDに置き換わる日もなかなか来ない。どうしてなんだろう。そういう意味では、ハードディスクの中でも、2.5インチや1.8インチが3.5インチを駆逐しているという感じは全然しない。そもそも1.8インチは2.5インチの脅威になる前に絶滅してしまったような気がする。これもどうしてなのかよくわからない。クリステンセンはどう説明しているのだろうか。
※ なお、6年前とは CrystalDiskMark も変化していて、画面表示の内容が変わっています。6年前の CrystalDiskMark と比較の際にはご注意ください。
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