« 2014年9月 | トップページ | 2015年5月 »

2014年12月の記事

2014年12月16日 (火)

WiMAX 2+ の IPv6 挙動不審

昨夜、Raspberry Pi の公式ウェブサイトにアクセスしたらレスポンスが非常に悪く、イギリスは遠いので途中で何か起きてるかな、なんて思ってました。

さきほど、複数のウェブサイトで、レスポンスが非常に悪く、でもいちどトップページが表示されるとしばらくの間は問題なく、でも時間が経つとまたレスポンスが悪くなるという現象に遭遇し、どうもローカルな問題なんじゃないか、WiMAX の調子が悪いんじゃないか、と疑ったわけです。

いくつか試した中で、ふと思いついて www.kame.net にアクセスしたら、とても悪いレスポンスの後で表示された亀は停止していて、左下を見ても IPv4 だって言われちゃいました。そう、IPv6 デビューなんて言っていたら、いつの間にか v6 の接続性が失われていたのです。ブラウザは、まずv6でアクセスし、それがタイムアウトしたら v4 に切り替えるという動作だったようで、レスポンスが悪いのは v6 のタイムアウト分、しばらくの間問題ないのは unreachability caching だったようです。

おいおい、フレッツじゃないんだから、みたいな気分です。(最近は、フレッツ対策の入った日本独自仕様ルーターが増えているようなので、問題が起きにくくなっているみたいではありますが。)

とりあえずルーター(NAD11)を再起動したら、復旧しました。IPv6もアクセスできています。

とは言え、また接続できなくなってしまうかもしれないというのは不安です。今度同様の現象が起きたら、もう少し詳しく調べてみようと思っています。

# なーんか、アレですかね、いわゆる保証外の使い方、なんでしょうか、IPv6 を有効にするっていうのは。こういう問題があることがわかっているので、UQ は v6 使えるとは一言も言ってない、なんてオチだったら悲しいな…。

2014年12月13日 (土)

WiMAX 2+ デビューのつもりが リアル IPv6 デビューに なっちゃった件

いや、怒ってません。むしろ嬉しい。

でも、全くの想定外で、事前に情報が何も得られなかったことについては、ちょっと不満があるのも事実。

このブログには、ほとんど書いていないけれど、実は私は WiMAX のファンである。2009年初頭、ついに日本で WiMAX サービスが開始されることになり、通信料無料のいわば「オープンβ」サービスが始まるとともに、端末の無料モニターが募集された。さっそく応募したが落選。それが確定した翌日に UQ WiMAX のコールセンターに電話して、「有償でいいので端末を購入したい。どうすればいいのか?」と問い合わせたのは私です。

# いや、他にもそれなりにいたみたいですけど。コールセンターの人、ぜんぜん困ってなかった風だし。

それ以来ずっと WiMAX を使い続け(端末は何回か変えた)、今いる場所に引っ越してからは固定回線を契約せず WiMAX だけの生活をしていた。それが先日、「今 WiMAX 2+ に乗り換えるといろいろ特典を付けるよ」みたいな案内が来たので、それに申し込んだのだ。

その、WiMAX 2+ の端末が昨夜届いた。NEC製の NAD11 というルータータイプの端末。

早速電源を入れたら「圏外」と表示されてアセったりしたが、しばらく放置したところ勝手に再起動して次からは普通に繋がるようになった。どうやら、初回起動時の自動処理をやっていたらしい。

が、その話は本題じゃない。

ウェブブラウザから端末の「クイック設定Web」と称する管理機能にアクセスして、いろいろと設定をしたわけだが、「ネットワーク設定」の中に「プロファイル設定」というものがある。説明書では「通信事業者の指示にしたがって設定せよ、普通は何も変えずに使え」みたいなことが書いてあるだけで詳しい説明は皆無。私は、コレに限らず情報通信機器は電源入れる前に取説を全部通して読む(いや、本当に)のだが、そのときにはこの機能は何も気にしていなかった。

ところが、実際にウェブブラウザに表示されると、最後の設定項目に「IPタイプ」というものがあり、「IPv4」になっている。しかも他の設定値はグレーアウトしていて変更できないようになっているのに、この項目だけ変更できるように見える。これは一体なんだろうと思って、設定を「IPv4&IPv6」に変更してみたところ、何か、唐突に、ウチの Windows PC の皆さんに、グローバルプレフィックスのIPv6アドレスが割り当たってしまったのですよ。ちょろっと調べたら、ウチの LAN には /64 の v6 アドレスが割り当たっていて、それで、おぉっと思って www.kame.net にアクセスしてみたら何事も無かったように亀が踊っていたという。

驚きました。

いや、よく考えたら、UQ コミュニケーションズという会社はKDDIの仲間で、KDDIというのは日本でもっとも v6 に熱心な第1種通信事業者だ(たぶん。実は良く知らないのだが。)そう思えば、新しい WiMAX で IPv6 が使えるというのは何も驚くようなことでは無かったのかもしれない。

でも、だったら一言教えてくれればいいのに。と、思った。

そう思って見直しても、NEC のウェブサイトにも、UQ のウェブサイトにも、IPv6 なんていう話は書いてない。いや、DNSが使えますとかICMPが使えますとか、そういうことも書いてないが、IPv6 はまだまだそういう「使えるのが当然」という状態ではないんじゃないかと思っているのだが。(でも Google で "NAD11 IPv6" で検索すれば、すでにいろいろ書いている人が見つかる。少しだけど。要は私が情弱ってことかも。)

3年ほど前に仕事で IPv6 をゴニョゴニョしたときには、v6 がちゃんと使える環境が身近になくて、dancing kame を見るだけでも非常に大変だった。自宅に KDDI の光ファイバーを引いていれば楽勝だなんていう話も聞いたが、身近にはそういう人はいなかった。

やはり世の中、われわれ一般人が気づかないところで、やるべきことを地道にやってくれている人たちというのはちゃんといるのだなぁ、なんて思った。

« 2014年9月 | トップページ | 2015年5月 »