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2011年3月の記事

2011年3月21日 (月)

元の場所

Windows 7 のエクスプローラで、Microsoft Office のファイルを右クリックして「プロパティ...」を表示して「詳細」タブを見ると、「プロパティ」が分類されて並んでいる。その中に「元の場所」という分類がある。

Windows7propertiesorigin 「元の場所」に分類されているプロパティは「作成者」「プログラム名」「会社」「前回保存日時」など。「作成者」はウィンドウズのログオン名、プログラム名は「Microsoft Office Excel」など。「会社」はOfficeをインストールするときに入力させられるやつ。どれひとつとして「場所」に関係する情報は見当たらない。しかも「元の」っていったい何だよ?

どうせ、意味を理解しないまま英語から翻訳したらナンセンスな日本語になっちゃったんだろうけど、それにしても元の英語が想像できない。謎だ。

と、ずっと思ってました。

本日、発見したのです。正解は「Origin」でした。「由来」とか「素性」とか、そういう意味ですね。この場合はファイルの。origin という英単語には「発祥地」とか「出身地」とかいう意味もあるので、このイメージで、あいまいに表現したつもりなんでしょうけど。

ウケました。

2011年3月13日 (日)

Kindleユーザー向けのちょっとしたツール

たいしたものではありませんが、Kindleユーザー向けのちょっとしたソフトを作っています。Windows用です。

エクスプローラーでKindle用電子書籍ファイル(*.azwとか*.mobiとか*.prcとか)を右クリックして、「プロパティ...」を選ぶと、電子書籍としての属性情報を表示するというものです。

具体的には、こんな感じ(画像クリックで拡大):

Screen

Windowsシェル拡張というプログラムの性格上、単にファイルをコピーしても使うことができず、レジストリを多数いじる必要があります。手作業のインストール手順を文章にするのは大変ですし、設定を間違うと動きません。そこで、ウィンドウズインストーラー用のセットアップファイル(.msi)を用意しました。ダウンロードしたあと、ダブルクリックするなどして実行すれば、自動的にインストールされます。(特にダイアログなど出さずに、一瞬で終わってしまいます。インストールできているかどうか確認したい場合は、コントロールパネルの「プログラムの追加と削除」を見てください。“Alissa's MobiHandler”という名前で登録されるはずです。)

セットアップファイルは、例によってSkyDriveからダウンロードしてください。

また、公開できるレベルになっていない恥ずかしい状態ですが、ソース一式を固めた.zipファイルも用意しました。

【気持ちが落ち着いてから見直すと、あまりにも中途半端な状態でしたし、その後1.0版も出せましたので、3月13日版のダウンロードは削除しました。】

ご意見ご感想お待ちしています。


追記:

  • 対応OSは、Windows XP (SP3)、Windows Vista、Winodws 7です。ただし、32ビット版だけで、64ビットOSには対応していません。(64ビット対応は、鋭意開発中です。もうしばらくお待ちください。)
  • このプログラムは単独でインストールして使うこともできますし、Amazon Kindle for PCと同時に使うこともできます。ただし、Amazon Kindle for PC以外のアプリケーションプログラムで、Kindle用電子書籍を開くことができるものがインストールされていると、うまく動作しないかもしれません。そういう状況に当たった方は、詳しい現象などを知りたいので、ぜひ連絡くださるようお願いします。
  • Alissa's MobiHandlerは、今のところ「日本語版」しかありません。英語版Windowsなどにインストールすることもできますが、表示は常に日本語になります。(これも、開発中です。)

ということなのですが、ついでに開発と公開の背景について書いておきます。

私がKindleを購入して、なにやら怪しいことをやっているというのは、このブログの読者の皆さんはすでにご存知と思います。でも、Kindleで読書もしていて、特にmatsuuさん作の青空mobiにはお世話になりました。

この青空mobiは、とても便利なのですが、ダウンロードしたmobiファイルのファイル名が、作品名などではなく「整理番号」になってしまうという欠点があります。たとえば“92_14545.mobi”になっちゃう。これは実は芥川の「蜘蛛の糸」なのですが番号を見てもわかりませんよね。

ファイルが少なければ、まだなんとかなるのですが、たくさんダウンロードして増えてくると、何がなんだかわからなくなります。そこで、Windowsで書籍としてのタイトルを見ながらファイル操作できるようにしたかったというのが、そもそもの開発の動機です。

それで、暇を見て少しずつ作っていたのですが、金曜日に地震があって、このまま死んだら心残りかなぁ、などと思い、未完成ですがとりあえず公開してしまうことにしたものです。むむむ。我ながら変なこと書いてますね。でも、まぁ、そういうことなので。

2011年3月 1日 (火)

Kindle 3.1でX0213の漢字はどうなった

これは過日の記事の続きです。

前回までのあらすじ: 青空mobiで少しでも読みやすい本文を作るため、JIS X0213 (いわゆる第三第四水準) の文字のうち Kindle で使えるものは画像をやめて文字コードに置き換えるといいなと考えたAlissaは、Kindle 3.0.2で動作確認し置き換え可能な文字の一覧を作成した。Alissaに煽惑されたmatsuuは、言われるがまま(?)に青空mobiを改造してしまった。

そうこうするうちに、Kindle 3.1が出て、私のKindleも日曜日の朝に勝手にバージョンアップされました。「そういえば、サロゲートペアに対応してたり… しないだろうな」などと思ってちょっと試したところ、それどころではありません。なんと、今まで表示できていたはずの文字がいくつかトーフになっているではありませんか。

驚いて詳しく調べたところ、Kindle 3.1では、次のような変更が行われたらしいことがわかりました。

  • 「互換漢字」ブロックの漢字、つまりUnicodeのFxxxの漢字が全滅。(白四角、いわゆるトーフ状態。)
  • その代わり、「拡張A」の字がキレイになっている。

と、言われてもよくわからない方も多いでしょうから、実例を見ていただきましょう。以前使ったのと同じサンプルですが、左が3.0.2時代の表示、右が3.1での表示です。(画像クリックで拡大)

3.0.2
3.1
Kindle 3.0.2で表示した様子 Kindle 3.1で表示した様子

例によって5個並んだ字形のうち、左端(ch)がKindleの字です。この画像で、最後の二つが「互換漢字」ですが、3.0.2では(fa3cは若干字形に疑問があったりしたものの)ちゃんと表示できていたのに、3.1ではトーフになってしまっています。他方、下から四つ目の「㞍」に注目してほしいのですが、明らかにデザインが改善されています。なお、もともと調べようと思った2面の字は最上行にありますが、状況に変化ありませんでした。

ということで、これはたぶん差し引き「悲しい結果」なんでしょうねぇ。多少デザインが悪くてもトーフよりはマシですから。と、いうことで、matsuuさん、まずいです。青空mobiでダウンロードすると、Kindle 3.1では読めなくなる場合があります。

ここはAmazonに文句言いたいところですが、さて、どこに言えばいいのだろう…。

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