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2007年8月 7日 (火)

TSMのドキュメントわかりにくいよ

TSMの仕様書を読みました。

極めて難解。

いや、別に内容が特別難しいということではありません。わかってしまえば、割と普通。ただ、説明がサイテー。最初のうちは、何がなんだかさっぱりわからない。まさか、この世に Win32 API Document よりもデキの悪い API 仕様書が存在するとは思いませんでした。世の中広い。

で、思ったこと。このTSMの仕様書では、document という言葉が、3通りの、まったく異なる意味で使われているのが不必要に難解にしている原因。

  • まず、アプリケーションが内部的に保持する、ユーザに編集させるテキストデータのことを document と呼んでいる。まぁ、これは普通の用法。
  • 次に、TSM Documentというモノがあって、これのことも単に document と呼ぶのです。TSM Document というのは、MacOS が内部的に確保する一種の作業用メモリで、アプリケーションからは直接アクセスできない。こういうモノを document と呼ぶ用法は、私は TSM 以外では見たことがありません。TSM の仕様書では、アプリケーションのテキストデータも、TSM Document も、両方とも単に a document とか the document とか書いてあるので、読者はどちらの意味なのか正しく見極める必要があるのです。もう、紛らわしくてしょうがない。
  • 最後に、MacOSの各種の仕様書のことも document と呼んでいる。この用法もまぁ普通ですが、すでに十分紛らわしいところに、さらに別の意味の document が登場するので、もう泣きそうです。

で、このうえ、ですね。

私は、日本語入力の「再変換」に対応しようと思ってこの仕様書を読んだわけですが、そこで必要になる TSM Document Access というメカニズム、ここに登場する document は、実に、TSM Document のことじゃなくて、アプリケーションのテキストデータのことなんですよ。つまり“TSM Document”Access じゃなくて、TSM “Document Access”なんです。苦労した結果やっとわかったことは、TSM Document Access という仕組みには、TSM Document が、まったく登場しないんです。TSM Document Access は、TSM Document と、まったく関係ない。だから、ここだけ読む分には、まったく紛らわしくないのですが。でも、そのことに気づくまでにずいぶん時間がかかっちゃいましたよ。

はー。

たぶん、この仕様書を書いた人には、そんなことは自明で、こんなことで読者が混乱するなんて予想もしてないんでしょうねぇ…。

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