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2007年8月 4日 (土)

文脈依存変換

文脈依存変換なるものが、一部で流行っているようです。

皆が使うアリキタリの例ですが、たとえばあらかじめファイルに、

花が
時間を
紙を
苦肉の

などと入力してあるものを、テキストエディタなどで開き、「さく」という読みを入れて変換した場合、「花が」の後だと「咲く」に、「時間を」の後だと「割く」に、という感じで、前後関係 (この例は前だけですけど) に応じて最適な漢字が自動的に選択される、という機能です。「はながさく」と入れて変換すれば、もちろん「花が咲く」になって当然なのですが、文脈依存変換は「花が」の部分をIMEで入力したんじゃなくても効くというのが特徴です。

実用性は少々疑問ですが、デモを見せると「おーっ」と言ってもらえます。

これは、もちろんIMEの機能なのですが、有効にするためにはアプリ側にも対応が必要です。まだ、この機能に対応したアプリはほとんどないため、存在自体があまり知られていないようです。

が、実は以前紹介したその場入力パッチには、文脈依存変換への対応が仕込んであります。Windows XP の MS-IME を使って、ノートカード等で試してみてください。

MS-IMEを使って、と、わざわざ書いたのには理由があります。実は、ATOK など、他の IME は、IME 側が対応していないようなのです。最新の ATOK でも試してみましたが、そもそも IMR_DOCUMENTFEED が来ません。ということで、どうも私は、MS-IME 専用機能
を作ってしまったようです…。

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コメント

「IMEで入力したもの以外も見る」というのはオモシロイですね。IME単体での文脈解析もベンリですが、実際は打ち間違えたり修正したりでなかなか適正な予測はできなかったりしますので…。

うそでした。

ATOK 2007も、ちゃんと文脈依存変換に対応していました (どうやら、ATOK 2005以降で対応しているらしい。) ただし、これを有効にするかどうかを環境設定で選ぶようになっていて、デフォルトがオフだったので気づかなかったんです。

ATOK のプロパティ (環境設定) の中に、「入力・変換」の「変換補助」というページがあり、そこに「カーソル位置前後の文章を参照して変換する」という指定があります。これをチェックして有効にすると、私が文脈依存変換と呼んでいることができるようになります。

当然、IMR_DOCUMENTFEEDも来ます。

いやー、よかったよかった。

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